「正直、いいドロー」潮田、1次リーグ突破へ意欲

[ 2012年7月24日 09:26 ]

選手村で記者会見する潮田玲子(右)らバドミントン代表

 ロンドン五輪バドミントンの女子ダブルス1次リーグで強敵のそろうD組に入った末綱聡子、前田美順組(ルネサス)らの日本代表が23日、選手村で記者会見し、末綱は「逆に思い切って挑戦者の気持ちで臨める。気負わず悔いのない戦いをしたい」と決意を述べた。

 混合ダブルスでB組の池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)は、比較的組み合わせに恵まれた。潮田は「正直、いいドローだと思う。チャンスなので生かしたい」と1次リーグ突破に意欲を見せた。

 男子シングルスの佐々木翔(トナミ運輸)は、順当に勝ち上がれば、尊敬する北京五輪覇者の林丹(中国)と準々決勝で当たる組み合わせ。「林丹とやるためにここに来た。運命を感じた」と興奮気味だった。

 ▼末綱聡子の話 いよいよだなという感じ。選手村に入って、気持ちも高まりつつある。気負わず悔いのない戦いをしたい。

 ▼前田美順の話 厳しい戦いになるが、まずは1次リーグ3試合で力を出し切りたい。ここで試合ができることに感謝したい。

 ▼池田信太郎の話 組み合わせとしては1次リーグを突破できるチャンス。とにかく自分たちのプレーを出したい。

 ▼潮田玲子の話 いい組み合わせ。ただ五輪は何が起きるか分からない。一戦一戦頑張って、1次リーグを突破したい。

 ▼田児賢一の話 この舞台でどれだけできるか、自分の力を試したい。日本のバドミントン界を変えたい。金メダルしかない。

 ▼佐々木翔の話 林丹とやるためにここに来た。あとは気持ちの部分だけ。しっかり仕上げたい。

 ▼川前直樹の話 ここまで来たらあとはやるだけ。初めてのことが多くて落ち着かないが、試合に集中したい。

 ▼佐藤翔治の話 五輪なので高まる部分があるのは仕方ないが、できるだけリラックスして試合を迎えたい。

 ▼佐藤冴香の話 わくわくしている。格下選手との組だが、初めての五輪なので挑戦者の気持ちで頑張りたい。

 ▼藤井瑞希の話 自分たちらしく、精いっぱいベストを尽くしたい。組み合わせも決まって、わくわくしている。

 ▼垣岩令佳の話 一戦一戦、悔いのないように戦いたい。組み合わせも決まったので、とにかく早く試合がしたい。(共同)

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2012年7月24日のニュース