遼、メジャー5戦連続予選落ち「当たり前の結果」

[ 2012年7月22日 06:00 ]

第2日の5番、ワトソン(左)の奥で厳しい表情を見せる石川

USPGAツアー 全英オープン第2日

(7月20日 英国リザムセントアンズ ロイヤルリザム・アンド・セントアンズ=7086ヤード、パー70)
 石川は第2ラウンドも後半に失速し、昨年の全英オープンからメジャー5大会連続の予選落ちを喫した。「ショックじゃないと言えばウソになる。こんなものしかできないのかとフラストレーションもある。悔しい」と唇をかんだ。

 12番パー3で第1打を左バンカーに入れ、左足がアドレスできないライで脱出に失敗しダブルボギーを叩いた。続く13番も1メートルを外しボギー。16番でも第1打を左に曲げてボギーを叩き終戦した。

 4年連続出場の全英で3度目の予選落ち。ポットバンカーに深いラフ。コースの重圧にスイングが狂った。「全英はドライバーを抑えて打つとかバンカーの位置を考えたりすると自分のスイングができなくなる。スイングの安定感が欠けていた。当たり前の結果と受け止め現実に向き合うことが大事」と自らに言い聞かせた。次週からは米ツアーの賞金シード確保へ北米で4試合に挑む。屈辱を力に変えるしかない。

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2012年7月22日のニュース