行司気づかず“取り直し” 北はり磨「ラッキー」も気まずそう

[ 2012年7月14日 20:28 ]

大相撲名古屋場所7日目

(7月14日 愛知県体育館)
 十両の北はり磨―旭日松で、鏡山審判部長(元関脇多賀竜)が両者の手つき不十分で手を挙げて立ち合い不成立としながら、行司が気づかずに、北はり磨を押し出した旭日松に軍配を上げる珍事があった。

 “取り直し”は北はり磨に軍配が上がり、旭日松は「もう少し早く止めてほしかった」と不満顔。白星を拾った形の北はり磨も「ラッキー」と言いながら気まずそうで「申し訳ないですね」。裁いた木村堅治郎は「勝負に水を差した。悪いのは全て僕です」と話した。

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2012年7月14日のニュース