柔道中井 母校の大成高壮行会で「地味に優勝を」

[ 2012年7月14日 19:58 ]

 ロンドン五輪の柔道男子81キロ級代表、中井貴裕(流通経大)が14日、名古屋市内で開かれた母校の愛知・大成高主催の壮行会に出席し「自分らしく地味に、いつの間にか勝っていたという柔道で優勝できるように頑張る」と話し、約300人が集まった会場を笑いに包んだ。

 大成高男子柔道部の石田輝也監督によると、同高からは初の五輪選手。中井は「81キロ級は期待されておらず、メダル、メダルと言われていない。こいつもいたんだという感じで勝っていけたらいい」と“ノーマーク”の選手ならではの意気込みを披露した。

 中井の恩師、石田監督は「81キロ級は世界で非常に厳しい階級。苦しくなってからが勝負だ。力を出し切れ」と激励した。

続きを表示

2012年7月14日のニュース