遼、１０月の韓国ＯＰ参戦へ！日韓戦のリベンジだ

入念にバンカーショットを練習する石川

　石川遼（２０＝パナソニック）が韓国オープン（１０月１８～２１日、韓国・天安市）への出場を検討していることが分かった。実現すれば０９年以来３年ぶりとなる。

　韓国オープンは世界の強豪も参戦する韓国最大級のトーナメント。昨年はＲ・ファウラー（米国）がＲ・マキロイ（英国）を抑えてプロ初優勝を飾った。石川は４月のマスターズに特別招待された際に、マスターズ委員会から「石川の出場が日本だけでなくアジアでの関心の高まりにつながる」と期待を寄せられた。となれば、１２月のタイ選手権を含めたアジア行脚は石川の使命。先週の日韓対抗戦では韓国代表に惨敗しただけに、リベンジマッチとしても最適だ。

　この日は長嶋茂雄招待セガサミー・カップ（５日開幕、ザ・ノースＣＣ）に向けて最終調整を行った。ところが、腰の違和感が出て朝のショット練習は途中で打ち切り、ホールアウト後もショット練習はしなかった。今大会後には全英オープンを皮切りに米ツアー５週連続参戦を計画中。世界を飛び回る石川にとって、ハードな日程をこなすための体調だけが気がかりだ。