男子五輪最終予選 セルビア勝利で日本の1位消滅

[ 2012年6月7日 16:45 ]

 バレーボールのロンドン五輪世界最終予選兼アジア予選男子大会第5日は7日、東京体育館で行われ、セルビアがプエルトリコに3―0で快勝し、5戦全勝の勝ち点15で首位をキープした。

 2勝2敗で勝ち点5の日本は残り3試合に全勝しても勝ち点でセルビアに届かず、1位での五輪出場権獲得はなくなった。

 2位以下のアジア最上位での五輪切符獲得に望みをつなぐ日本は、3勝1敗で勝ち点9のオーストラリアと対戦する。イランはベネズエラをストレートで下し、4勝1敗で勝ち点11となった。

 ▽バレーボール男子ロンドン五輪への道 8チームの総当たり戦で、(1)1位チーム(2)1位チームを除くアジア最上位1チームの計2チームに出場権が与えられる。五輪出場は12チームで、既に英国(開催国)、ロシア、ポーランド、ブラジル(以上W杯上位3チーム)、チュニジア、米国、イタリア、アルゼンチン(以上各大陸予選突破国)の8チームが出場権を獲得。また、世界最終予選はドイツとブルガリアでも開催され、各1位チームに出場権が与えられる。今大会の順位決定は勝ち点制で、3―0、3―1の勝利は勝ち点3、フルセットの場合のみ勝ちに同2、負けに同1が与えられる。勝ち点で並んだ場合は勝利数、セット率、得点率の順で優劣をつける。

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2012年6月7日のニュース