アイルランドで聖火リレー式典 平和の象徴として実現

[ 2012年6月7日 06:00 ]

 ロンドン五輪の聖火リレーが6日、英国外で唯一となる隣国アイルランドの首都ダブリンで行われた。7月27日に開幕する同五輪は、7日であと50日となる。

 聖火は6日朝、大会組織委員会のコー会長らが見守る中、英国との国境を越えた。ヒギンズ大統領の歓迎を受けてダブリンに入り、市内を巡った後に公園で式典を実施。

 国外でのリレーは08年北京五輪の聖火が世界各地で激しい妨害行動に遭ったため中止された。今回は、帰属問題で長く紛争が続いた北アイルランドから、英国がかつて支配したアイルランドへ渡ることで平和の象徴にしようとアイルランド側が要望し実現した。

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