セルティクス　敵地で貴重白星！ファイナル進出に王手

　ＮＢＡプレーオフ東地区決勝の第５戦がマイアミで行われ、４位セルティクスが２位ヒートを９４―９０で下し、連敗スタートから３連勝。敵地で貴重な白星を挙げ、４年ぶり２１回目のファイナル進出に王手をかけた。ヒートは脇腹を痛めていたクリス・ボッシュ（２８）が１０試合ぶりに復帰し、途中出場ながら１４分で９得点７リバウンドをマーク。レブロン・ジェームズ（２７）も３０得点１３リバウンドを稼いだが、土壇場では精彩を欠いて手痛い星を落とした。第６戦は７日にボストンで行われる。

　セルティクスは第２Ｑで一時１３点を追う展開となったが後半に反撃。第４Ｑはリードする側が４度も入れ替わるデッドヒートとなったが、８７―８６で迎えた残り５２秒、この日１９得点のピアースがジェームズのマークを振り切って重みのある３点シュートを沈めた。２６得点を挙げたガーネットは「前半は後手に回ったが粘り強く戦った。だから相手を止めることができた」と終盤の追い上げに納得の表情。リバース監督は「勝利は与えられるものではなく獲りにいくものだ」と、地元ボストンでのシリーズ決着に意欲をのぞかせた。