44年ぶり悲願へ ホッケー日本男子が6発好発進

[ 2012年4月27日 06:00 ]

 ホッケーのロンドン五輪世界最終予選第2日は26日、岐阜県グリーンスタジアムで男子1次リーグを行い、44年ぶりの五輪出場を目指す日本は初戦でチェコに6―0で快勝した。日本はペナルティーコーナーから2点を決めるなど前半を3―0で折り返し、後半にも加点した。GK長岡(名古屋フラーテル)の好セーブもあり、チェコを封じた。日本は男子が28日にオーストリアと、初戦で圧勝した女子は27日にマレーシアとの第2戦に臨む。

 44年ぶりの悲願へ向け、日本男子が好発進した。前日に7点を挙げた女子に続くゴールラッシュに、川上主将は「僕たちも置いていかれないようにと思っていた」と胸を張った。組織的な守備から素早く仕掛け、前半4分、同23分とペナルティーコーナー(PC)から長沢がパワフルなシュートでゴールネットを揺らして流れに乗った。北京五輪最終予選は決勝まで進んだものの、ドイツに完敗。4年前の悔しさを知る川上は「結果を出さないと認識してもらえない」と必勝を誓った。

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2012年4月27日のニュース