武田・浦組“異議なし”2位に大差で準決勝進出!

[ 2012年4月27日 06:00 ]

男子軽量級ダブルスカルで準決勝進出を決め笑顔の武田(右)、浦組

 ボートのロンドン五輪アジア予選第1日は26日、韓国・忠州で行われ、男子軽量級ダブルスカル代表の武田大作(38=ダイキ)浦和重(36=NTT東日本)組は予選1組で1着となり、28日の準決勝に進んだ。

 強い逆風で白波が立つ悪条件だったが、武田と浦は冷静だった。スタートの遅れを500メートルまでに挽回。最後も力を残してスパートをかけず、2着の香港に約6秒差をつけ1着で通過。武田は「あくまで予選。力をコントロールしながらこいだ」と笑った。

 武田は昨年11月の代表最終選考会で補欠となったが、日本スポーツ仲裁機構への申し立てで選考のやり直しを勝ち取り、浦と組んだ今月6日の再レースを制し代表となっていた。武田は「ロンドンのコースは荒れる可能性が高い。きょうのような条件でももっと安定してスピードを出したい」と5大会連続の五輪出場に向け、意識の高さをのぞかせた。

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2012年4月27日のニュース