男子100自で派遣標準記録突破なし 藤井「力不足です」

[ 2012年4月7日 06:00 ]

競泳ロンドン五輪代表選考会兼日本選手権第5日

(4月6日 東京辰巳国際水泳場)
 男子100メートル自由形で個人の派遣標準記録を突破した選手はおらず、上位4人の合計タイムによる400メートルリレーの派遣標準記録もクリアできなかった。

 49秒20で優勝した日本記録保持者の藤井はメドレーリレーメンバーとして選考されることが濃厚だが、「思ったよりタイムが出なかった。リレーの派遣標準記録を切りたかったが、まだ力不足です」と残念がった。

 ▽ロンドン五輪代表選考基準 一発勝負の選考会となる今大会で、原則として各種目の決勝で日本水連が設定した派遣標準記録を突破し、2位以内に入れば自動的に代表となる。400メートル、800メートルリレーは、それぞれ自由形100メートル、200メートルの1位から4位の合計タイムで派遣標準記録を突破すれば代表4人が内定する。また、4人で派遣標準記録を切れなかった場合でも、派遣標準記録の平均タイムより速い選手は選考される。

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2012年4月7日のニュース