山本亮 あきらめず追走「オリンピック、オリンピックと念じながら走った」

[ 2012年3月4日 14:41 ]

日本人トップの4位に入り、ガッツポーズの山本亮

びわ湖毎日マラソン

(3月4日 大津市 皇子山陸上競技場発着)
 日本人で最高の4位に入った一般参加の山本亮(佐川急便)が4位に入った。

 「オリンピック、オリンピックと念じながら走った」。興奮冷めやらぬ口調で走った27
歳は自己ベストを3分以上も縮める快走を見せた。

 ペースメーカーがいなくなった25キロで各ランナーが前へ出る中、自分のペースを保ち、グッと耐えた。「本当は動きたかったけど、じっくり行こうと思った」。

 レースの最終盤、前を行く中本の姿をとらえた。「強い人なので、気持ちで引かないようにした」と山本。「粘り強く走ったのが良かった」と勝因を挙げた。

 全くノーマークだったランナーが一気に脚光を浴び、五輪代表選考は混とんとしてきた。

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