優勝のドゥング「初マラソンで勝ててうれしい」

[ 2012年3月4日 17:59 ]

2時間7分4秒で初優勝したサムエル・ドゥング

びわ湖毎日マラソン

(3月4日 大津市 皇子山陸上競技場発着)
 男子マラソンのロンドン五輪最終選考レースとなったびわ湖毎日マラソンは4日、大津市の皇子山陸上競技場発着で行なわれ、サムエル・ドゥング(ケニア、愛知製鋼)が2時間7分4秒で優勝した。

 ドゥングは31キロすぎで先頭集団から飛び出し、後は一人旅。「初マラソンで勝ててうれしい。いつかはケニア代表で五輪に出たい」と日本語も交えて夢を話した。

 2007年に実業団の愛知製鋼に入社するため来日した。赤道直下で育った23歳は冷たい雨に苦戦したが「25キロを過ぎてやっと(体が)温まったくらいなので7分台は満足。これからもっと更新したい」と意欲的だった。

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2012年3月4日のニュース