リーグ1位の底力!トヨタ 5年ぶり2度目のV

[ 2012年1月10日 06:00 ]

表彰台で優勝を喜ぶトヨタ自動車の選手たち

 バスケットボールの全日本総合選手権最終日は9日、国立代々木競技場で決勝を行い、トヨタ自動車が5連覇を目指したアイシンを69―65で下し、5年ぶり2度目の優勝を果たした。第2Qに正中岳城主将(27)の3Pシュートなどで逆転したトヨタは、リードを守り切り、現在リーグ1位の底力を発揮した。アイシンは柏木真介主将(30)桜木ジェイアール(35)が両軍最多の17得点ずつを挙げて終盤に2点差まで迫ったが、史上2チーム目の5連覇はならなかった。

 残り46秒で2点差まで詰め寄られたが、今季加入の伊藤、リッチーが次々と正確にシュートを決め、アイシンを王座から引きずり降ろした。

 13―17とリードされた第2Q開始早々に3Pシュートを決め、逆転の原動力となった正中主将は「ルーキーイヤー(08年)の決勝でアイシンに負け、ようやくキャリア初の日本一になれた。これで、これまでの敗北に意味を持たせることができた」と感慨深げ。今季移籍してきた竹内も「(昨年は)日本代表から帰ってきた翌日から練習するむちゃなスケジュールもあったけど、結果が出てうれしい」と笑みを浮かべた。

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