新小結の若荒雄あと一歩で初白星逃す「勝たないと意味がない」

[ 2012年1月10日 20:41 ]

大相撲初場所3日目

(1月10日 両国国技館)
 新小結若荒雄は初白星まであと一歩だった。鋭い立ち合いから強烈なもろ手突きで日馬富士を土俵際に突き飛ばす。大関を「場所前に若荒雄と稽古をしておけばよかったと、あの何秒かで考えた」と慌てさせたが、左足が俵に掛かって残られると、反撃の寄りに屈した。

 支度部屋の風呂場で「あー、くそ」と大きな声。善戦するも「勝たないと意味がない。いい相撲とかでは一生勝てない」と最後まで表情は厳しかった。

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2012年1月10日のニュース