「最強チームつくりたい」五輪切符へWリーグ3監督がタッグ

[ 2012年1月10日 18:01 ]

記者会見でポーズを取るバスケットボール女子日本代表の(左から)小嶋裕二三コーチ、内海知秀監督、丁海鎰コーチ

 バスケットボールのロンドン五輪世界最終予選(6~7月・トルコ)に臨む女子日本代表の新首脳陣が10日、東京都内で記者会見し、WリーグJX監督で2008年以来の代表監督に復帰した内海知秀氏は、欧州の強豪との切符争いに向けて「攻撃のスピードと確実性が重要になる。最強のチームをつくりたい」と抱負を述べた。

 補佐役のコーチにトヨタ自動車監督の丁海鎰氏と、デンソー監督の小嶋裕二三氏を迎え、Wリ―グの上位の複数監督で首脳陣を組む異例の態勢となった。韓国出身の丁海鎰氏は「日本人とは違う目がある」と意気込み、小嶋氏は「潤滑油になれれば」と貢献を誓った。

 最終予選は12チーム中5チームが出場権を得るものの、日本より格上のチームが多く、厳しい戦い。代表活動開始は3月のリーグ終了後と残された時間は少なく、日本協会の高橋雅弘女子強化部長は「3人が手を取り合ってまとめていただけると思う」と期待を寄せた。

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2012年1月10日のニュース