サントリー 攻撃ラグビーで開幕9連勝

[ 2012年1月10日 06:00 ]

<サントリー・NEC>前半28分、平が抜け出してトライを決める

ラグビートップリーグ第9節 サントリー35-29NEC

(1月9日 秩父宮ほか)
 4月から日本代表ヘッドコーチ(HC)に就任するエディー・ジョーンズ氏(51)が率いる首位のサントリーはNECを35―29で下し、開幕9連勝を飾った。NECは連勝が6でストップしたが、元フィジー代表WTBネマニ・ナドロ(23)が2トライを決めて通算14トライと勢いは止まらない。昨季優勝のパナソニックはヤマハ発動機に25―19で逆転勝ちし、2位を死守した。

 サントリーは攻撃ラグビーで勝った。

 昨年12月26日にジョーンズGM兼監督の日本代表HC就任が発表されてから初の試合だったが、前半からボールを積極的に回して圧力をかけ続けると、相手反則で得たPGで確実に加点。終盤に2連続トライを決めたNECにトライ数で3―4と下回ったが逃げ切った。

 指揮官は「選手は今までと何ら変わりない。きょうもいいアタックをしてくれた」と笑顔で振り返った。この日はインフルエンザで急きょ欠場したFB小野沢に代わり新人の竹本竜が公式戦初出場初先発。兄のNo・8竹本隼主将と初めて一緒にプレーし「試合に入ったら緊張して意識する暇がなかった」と話した。

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