内柴容疑者の準強姦事件 他の被害有無も確認へ

[ 2011年12月6日 20:16 ]

 コーチとして指導していた女子柔道部員を乱暴したとして五輪の男子柔道金メダリスト内柴正人容疑者(33)が6日に準強姦容疑で逮捕された事件で、警視庁捜査1課は内柴容疑者が他の部員に対しても不適切な行為をしていなかったか調べを進める。

 内柴容疑者が指導していた女子柔道部がある九州看護福祉大(熊本県玉名市)によると、部員は約20人。逮捕を受けて同日、記者会見した二塚信学長は被害者の人数について「本人や関係者への調査から、必ずしも1人とは申し上げない」とし、複数いる可能性も否定しなかった。

 内柴容疑者は逮捕容疑を否認しているが、捜査1課は遠征中で周囲の目が届きにくい中、指導者という立場を利用して女性部員に酒を飲ませ、乱暴したとみている。

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2011年12月6日のニュース