川内優輝　職場復帰　通勤途中に「おめでとう」

事務職員として通常勤務に戻る、福岡国際マラソンで３位に入った川内優輝（右端）

　４日の福岡国際マラソンで日本人トップの３位に入り、来年のロンドン五輪代表候補に名乗りを上げた川内優輝（埼玉県庁）が６日、事務職員として働く埼玉・春日部高に出勤し「早くいつものリズムに戻した方がいい」と通常業務に戻った。

　勤務時間は午後０時４５分から同９時１５分までで、主な業務は生徒の学費納入の確認や各種証明書発行などの事務作業。この日は通勤途中の電車で「おめでとう」と声をかけられ、地元の住民から花束を受け取った。

　同じく五輪選考会に指定されている来年２月の東京マラソンに出場予定で「今回のタイム（２時間９分５７秒）で代表に選ばれるとは思っていない。最低でも（２時間）７分台を出して選ばれたい」と力強く語った。