ウッズVに熱く…遼くん“3冠”弾みにマスターズ狙う

[ 2011年12月6日 06:00 ]

(後列左から)宮本勝洋の盾を覗き込む松山英樹と石川遼

 日本ゴルフツアー機構の表彰式が5日、都内で行われ、石川遼(20=パナソニック)は平均パット、バーディー率(1ラウンドあたりの平均バーディー数)、ファンが最も印象的な選手を選ぶMIP賞の3部門を受賞した。アマチュアながらツアー優勝した松山英樹(19=東北福祉大2年)は特別賞とゴルフ記者賞を受賞、ベ・サンムン(25=韓国)が賞金王と最優秀選手賞を手にした。

 黒のタキシード姿で表彰式に臨んだ石川は3部門で表彰された。平均パットは現行の算出法となった92年以降での最少記録となる1・7072。「数年前に比べて格段に良くなった」と成長を口にした。

 だが、自身のこと以上に熱かったのが2年ぶりに勝ったウッズについてで「カムバックすると信じていた。やっぱりという感じ」と満足げ。ウッズはマスターズに向けても復活をアピールしたが「タイガーのことは全然、心配していなかった。問題は自分。(松山)英樹も出場が決まっているし、後に続きたい」と語った。

 世界ランクは前週より1つ順位を上げて48位。マスターズ出場(年末に50位以内)を確定させるためにも15日開幕のタイ選手権での活躍を誓った。

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2011年12月6日のニュース