遼くん　まずまずの初日「久しぶりにいいスタートができた」

第１日、２アンダーの８位につけた石川遼

カシオ・ワールドオープン第１日

（11月24日 高知県Ｋｏｃｈｉ黒潮ＣＣ＝７２８０ヤード、パー７２）
　今大会で優勝を逃すと賞金王の可能性が絶たれる石川遼が、まずまずの滑り出しを見せた。強い風が吹く難コンディションの中、前半２バーディー、後半はバーディーとボギーが二つずつ。今季は初日の出遅れが足を引っ張っているだけに「久しぶりにいいスタートができた」と納得顔だ。

　前週出場したメルボルンでのプレジデンツ・カップで、世界選抜と米国選抜が披露する豊富なプレーの引き出しに触れた。

　正午で１３・２度と肌寒ささえ感じる気温でも半袖でプレーし「先週からの熱気が残っている」と言った。世界の舞台で戦った余韻を味方に今季初優勝を目指す。