琴奨菊 大関の自覚出た!九州場所「自分が引っ張る」

[ 2011年11月1日 06:00 ]

日本人で4年ぶりに大関に昇進、九州場所の新番付を手に笑顔を見せる琴奨菊

 新番付でひときわ大きくなった自分のしこ名を確認した新大関・琴奨菊は「大関という地位は結果を求められる。気合が入っています」と表情を引き締めた。

 9月28日の昇進伝達式以降は地元・福岡県柳川市での水上パレードをはじめさまざまな行事に参加。当初は“大関”と呼ばれるたびに「こそばゆい」と照れたが、角界の看板力士として精力的に活動するうちになじんだ。「周りの方に“大関”と言ってもらうたびに責任を感じる。期待に応えるのが恩返し。地元の九州場所を盛り上げたい」。昨年の九州場所は同世代の稀勢の里が横綱・白鵬の連勝を「63」で止め、同期入門の豊ノ島が優勝決定戦に出場。ライバルの活躍に“自分は何をしているんだ”と発奮したが、今年の九州場所は自分が引っ張る立場。「一番でも多く自分の相撲を取りきって結果を出し、優勝を目指して頑張っていきたい」と意欲を示した。

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2011年11月1日のニュース