男子ゴルフツアー世界進出!来季ワンアジアと提携へ

[ 2011年11月1日 06:00 ]

 国内男子ゴルフツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)が、ワンアジアツアーとの共催で来季、インドネシアとタイで2試合を開催する方向で動いていることが分かった。

 関係者によれば、ワンアジアツアーの「インドネシア・オープン」と「タイ・オープン」が、日本ツアーの選手が出場できるように6月から3月中旬に時期を移し、来年の国内男子ツアーの賞金ランクにも加算される見通しという。日本ツアーからの出場枠は60人程度を見込んでいる。JGTOの海外進出はアジアンツアーなどと共催した08年の北京オープン以来4年ぶり。

 JGTOの小泉直会長は以前から欧州ツアーや米ツアーとの共催などグローバル化を検討してきたが、まずは韓国、中国、オーストラリアなどで構成されるワンアジアツアーと手を組むことになった。今季の国内ツアーは25試合が組まれたものの、景気低迷の影響で試合数は最盛期の47試合に比べほぼ半減。そうした中で海外での真剣勝負は日本人選手にとって魅力的な賞金稼ぎの舞台となり、日本ツアー全体の底上げにもつながる。なお、国内開幕戦は来季も4月の東建ホームメイトカップとなる。

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2011年11月1日のニュース