前日23歳誕生日…ルネサス高崎・森 自ら祝砲2発!

[ 2011年10月1日 06:00 ]

日本女子ソフトボールリーグ(スポニチ後援)

(9月30日)
 3会場で6試合が行われ、トヨタ自動車が3本塁打などで大鵬薬品を8―1で下し、単独首位を守った。日立ソフトウェアの山田恵里は佐川急便戦の第1、第2打席で安打を放ち、11打数連続安打のリーグタイ記録をマークした。

 ルネサスエレクトロニクス高崎はルーキー森の2本塁打を含む12安打で靜甲に快勝。宇津木監督は「昨日の練習でいい感じだったので5番に入れた」とルーキーの活躍を予感していたような口ぶりだった。東京女体大でユニバーシアード日本代表に入るなど期待されていた森だが、前節までは14試合に出場しながらわずかに2安打。「ここに来てやっとタイミングが取れるようになってきました。自信になります」。前日に23歳の誕生日を迎えていたが、自らが祝砲を放ち、大喜びしていた。

 <太陽誘電 佐藤でサヨナラ>佐藤の3ランで今季初のサヨナラ勝ち。山路監督は「まさかこんな結果になるとは。佐藤は一塁の守備でもファインプレーをしていたし、ミラクルを起こしてくれそうだった」と興奮気味に話した。3番起用に応えた4年目の佐藤は「しっかり振ることだけを心がけていましたが、本塁打になるとは…。自分でもビックリです。勝ててよかった」と大喜び。3年目の藤田が完封するなど若い力が台頭し、4年ぶりの決勝トーナメント進出に近づいてきた。

 ◇成績
トヨタ自動車(14勝2敗)
 000 501 2─8
 100 000 0─1
大鵬薬品(3勝13敗)
 (ト)アボット、中村、山根―渡辺
 (大)井俣、梅津―増井、三崎

日立ソフトウェア(11勝5敗)
 100 000 0─1
 000 000 0─0
佐川急便(5勝11敗)
 (日)藤原、山口―真鍋
 (佐)スメサート―山科

デンソー(9勝7敗)
 000 000 2─2
 000 000 0─0
シオノギ製薬(5勝11敗)
 (デ)ランゲルフェルド、キャニー―竹林、伊藤
 (シ)安福―橋元

日立マクセル(6勝10敗)
 000 010 0─1
 002 100 X─3
豊田自動織機(11勝5敗)
 (日)西村―中村
 (豊)栗田、宮本―ウィリス

ホンダ(7勝9敗)
 000 000 0─0
 000 000 3X─3
太陽誘電(10勝6敗)
 (ホ)パウリー―ラッピン
 (太)藤田―谷川

靜甲(2勝14敗)
 002 000 0─2
 130 301 X─8
ルネサスエレクトロニクス高崎(13勝3敗)
 (靜)半田、河部―田中
 (ル)山下、ローチ、黒川―峰、宇野

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