美香通算1オーバー首位 超難関コースも集中力切れず

[ 2011年10月1日 06:00 ]

7番、グリーン脇からアプローチを放つ宮里美

日本女子オープン第2日

(9月30日 愛知・名古屋GC和合コース=6383ヤード、パー70)
 宮里美は1Wの乱調に苦しみながら、通算1オーバーで首位を守った。フェアウエー・キープは6ホールだったものの、「集中力を切らさずできた」と好アプローチと粘りのパットを連発。後半のアウトは全9ホールでパーを死守した。一方で、17番パー3では5Iで30センチに付けるバーディーを奪い、持ち味のショットの切れも見せた。

 全選手の2日間の平均ストロークは76・621。パー70のため、1ラウンド平均で6オーバーを超える超難関コースになっている。予選ラウンドを終えた時点で首位がオーバーパーなのは04年ゴルフ5レディースの不動以来7年ぶり23度目(88年のツアー制施行後)。大崩れがあり得る状況だけに、史上2人目の大会連覇へ「まだ折り返し地点」と気を引き締めていた。

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2011年10月1日のニュース