明大が白星スタート!秦が逆転トライ!

[ 2011年9月20日 06:00 ]

<筑波大―明大>後半27分、モールから抜け出し逆転のトライを決める明大・秦(中央)

 ラグビーの関東大学リーグは19日、東京・秩父宮ラグビー場で対抗戦の明大―筑波大の1試合を行い、明大が9―12で迎えた後半27分に、SH秦一平(4年)のトライで逆転し、23―17で開幕戦を勝った。今季、前評判の高い筑波大は後半に明大が仕掛けたFW戦でペースをつかめなかった。

 明大が学校創立130周年での優勝に向け、難敵を退けた。前半はPGで着実に得点。後半はモールを中心としたFW攻撃で主導権を握った。ゴール前でスクラムを4度押し、秦がサイドを抜けて逆転トライ。その後は約10分間、延々とモール、ラックを繰り返して突き放した。吉田監督は「筑波は最近、力をつけている。勝負どころでこだわりのラグビーができた」と話した。

 <筑波大 竹中、デビュー戦で強烈トライ>桐蔭学園出身のルーキーWTB竹中が、デビュー戦で強烈なトライを挙げた。前半38分の左展開でパスを受けると、明大の5人のタックルを突き飛ばしてトライ。「負けたので満足していないけど個人としてはうれしい」と話した。スピードに強さも備えた“つくばエクスプレス”に、古川監督は「頼もしいトライゲッター」と大きな期待を寄せた。

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2011年9月20日のニュース