サオリン大爆発!“守備の日本”ストレート勝ち 

[ 2011年8月27日 06:00 ]

<日本・イタリア>スパイクを放つ木村

バレーボール女子ワールドGP決勝ラウンド第3日

(8月26日 マカオ)
 バレーボール女子のワールドグランプリ決勝ラウンドは26日、マカオで行われ、昨年の世界選手権3位でB組の日本は世界ランキング4位のイタリアに3―0で快勝した。1勝2敗の日本は同組3位となり27日の5、6位決定戦に臨む。

 15―22と最大7点のリードを許した第2セット。日本は劣勢からエース木村が6点を挙げる大爆発で逆転し試合の大勢を決めた。両チーム最多の18点を挙げた木村は「日本が勝つためには守りだとあらためて分かった」と守備面を勝因に挙げた。米国、ブラジル戦で崩れたサーブレシーブがこの日は安定し、セッター竹下が余裕を持ったトス回しで攻撃を演出した。

 真鍋監督も「勝つためには守りでこれくらい拾わないといけない」と力を込めた。苦戦が続いた今大会。力が拮抗(きっこう)した相手との一戦で、日本の目指す緻密なバレーの基本となるのは堅実な守備であることを再確認した。主将の荒木は「チームにとって大きい勝利」とうなずいた。

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2011年8月27日のニュース