力でつぶされた鈴木 3回戦で敗れる

[ 2011年8月27日 22:06 ]

柔道の世界選手権第5日

(8月27日 パリ)
 鈴木の5度目の挑戦は3回戦で終わった。汗びっしょりの顔で「勝てないですね。すみません」と頭を下げた。

 一回り体の大きなロダキに技を出せず、指導を3度も受けた。一発逆転を狙った終了間際に小外刈りで技ありを奪われて万事休す。「こっちの頭を肘でつぶしてくる。力でおしつぶされた」と完敗を潔く認めた。

 同級の上川、100キロ級の穴井、高木が敗退。「僕にとってはチャンス」との意気込み及ばず、最後のとりでを守れなかった。31歳は力の衰えを隠せないが「やめるなんて絶対に言わない。ロンドン五輪を目指す気持ちは変わらない」と再出発を誓った。(共同)

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2011年8月27日のニュース