後藤、広瀬は2回戦敗退…スエマエ16強入り

[ 2011年8月10日 01:20 ]

女子ダブルス2回戦 インドネシア組と対戦する末綱(右)、前田組

 バドミントンの世界選手権第2日は9日、ロンドンで行われ、女子シングルスで2回戦が初戦だった第15シードの広瀬栄理子(パナソニック)はカロリナ・マリン(スペイン)に1―2で逆転負けした。後藤愛(NTT東日本)も第13シードの成池鉉(韓国)に敗れた。

 女子ダブルス2回戦では第3シードの末綱聡子、前田美順組(ルネサス)が2―0でインドネシアのペアを下し、第7シードの松尾静香、内藤真実組(パナソニック)とともにベスト16に進出した。

 男子はダブルスの川前直樹、佐藤翔治組(NTT東日本)が2回戦を、シングルスの山田和司(日本ユニシス)が1回戦を突破した。

 ▼後藤愛の話 相手がこれまでの対戦から攻め方を変えてきた。対応できなかった。先にこっちが攻められれば良かったが、押されてしまった。

 ▼広瀬栄理子の話 シャトルが飛ばない。スマッシュが決まらず、相手を崩す方法がなくなってしまった。

 ▼松尾静香の話 (ロンドン五輪のテスト大会を兼ね)いつもの世界選手権と緊張感が違う。この場所で来年やりたいという気持ちがあるから。

 ▼内藤真実の話 初戦だったので緊張した。第2ゲームの途中は競ったが、勝ちきれて良かった。集中してやれた。

 ▼川前直樹の話 落ち着いてプレーできた。(五輪は)今まで遠い目標だったが、もう一度ここでやりたいという気持ちが強くなった。

 ▼佐藤翔治の話 勝てるだろうという(日本の)選手が負けていたので、序盤は力が入った。次は自分たちの力を全部出し切りたい。

 ▼山田和司の話 自分のプレーをすれば結果はついてくると、リラックスしてやった。シャトルが飛ばないのでいつも以上に力を入れないと駄目。

 ▼末綱聡子の話 少し緊張したが、後半に突き放せて良かった。世界選手権だからといって、特別に気合を入れることはない。硬くなって力が出せなくてはもったいない。

 ▼前田美順の話 自分たちのプレーを百パーセント出すことが目標。初戦の割にはそれに近かった。メダルを見すぎると足をすくわれるので、一戦一戦、自分たちらしく戦う。(共同)

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