好調魁聖8連勝 31年ぶり快記録

[ 2011年5月15日 19:47 ]

大相撲技量審査場所8日目

(5月15日 両国国技館)
 絶好調のブラジル出身、魁聖が力強い取り口で初日から8連勝。十両佐田の海の父で元小結佐田の海が記録して以来、31年ぶりに新入幕での8日目勝ち越しを決めた。体重200キロと関取最重量の臥牙丸を、もろ差しからの右すくい投げで下し、「最後は重かった」と気持ちよさそうに汗をぬぐった。

 場所前は時津風や尾車部屋への出稽古であまり勝てなかったという。それだけに「こんなに勝てるとは思わなかった」と自らも驚く快進撃だ。

 優勝争いについては「考えていない。無理ですね」と笑うが、兄弟子のベテラン魁皇は「力は十分あると思っていた。相撲内容もいいしね」と目を細めた。

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2011年5月15日のニュース