ツアー初勝利 河井博大が優勝 遼くんは12位

[ 2011年5月15日 14:41 ]

通算9アンダーでツアー初勝利を果たした河井博大

 日本プロ選手権日清カップ最終日(15日・兵庫県小野東洋GC=7158ヤード、パー71)は、39歳の河井博大が通算9アンダーの275で優勝し、ツアー初勝利を国内三大大会制覇で飾った。賞金3000万円と来季から5年間のシード権を獲得した。ベ・サンムン(韓国)が2打差の2位。石川遼は通算2オーバーで12位だった。

 最終18番で優勝を決めるパーパットを沈めると、両手を高々と突き上げた。11月で40歳。国内三大大会がツアー初勝利となるのは3番目の年長記録だ。「長かったですね」と河井が流した涙に万感の思いがこもった。

 くじけそうな時期もあった。2007年の不振で返り咲いたばかりのシード権を再び手放し、師匠の田中秀道に「もうゴルフをやめようと思います」とメールで相談した。引き留められて思いとどまり「やめずに良かった」と恩師に感謝した。

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2011年5月15日のニュース