好条件生かして“暫定2位” 遼くん「だいぶ良くなってきた」

[ 2011年3月11日 11:29 ]

第1ラウンド、1番でバーディーパットを決め声援に応える石川遼
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男子ゴルフ世界選手権シリーズ・キャデラック選手権 

(3月10日 米フロリダ州マイアミ TPCブルーモンスター・ドラル=パー72)
 日没のために第1ラウンドを終えられなかった石川の5アンダーは、第1ラウンドを終えた選手を含めた全体で2番目のスコアだった。パットがさえて「だいぶゴルフが良くなってきた」と久々に声を弾ませた。

 スタート前に雷雨に襲われ、3時間近く中断した。嵐が去ると風がなくなり、その好条件を存分に生かした。「最初のバーディーが大きかった」と出だしの1番で8メートルのパットを沈めてリズムに乗った。4番で9メートル、5番で4メートルと、バーディーパットを決めた。さらに7番、8番の連続バーディーで前半だけでスコアを五つ伸ばし、リーダーボードに名前を挙げた。10番をボギーとしたが、11番で2メートルのバーディーパットを入れて取り戻す粘りも見せた。

 上位進出の好機。第2日について「また違った1日になる。しっかり覚悟してやる」と気持ちを引き締めた。(共同)

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