2年生長岡35点!札幌山の手 北海道勢初V

[ 2010年8月4日 06:00 ]

<バスケットボール女子決勝・中村学園女―札幌山の手>第4クオーター、攻め込む札幌山の手・長岡

 全国高校総体(インターハイ)第7日は3日、沖縄県各地で13競技を行い、バスケットボール女子は決勝で札幌山の手(北海道)が中村学園女(福岡)を98―74で下して初優勝した。男子は八王子(東京)が昨年末の全国高校選抜優勝大会を制した明成(宮城)に67―66で競り勝ち初の頂点に立った。バレーボール男子決勝は宇部商(山口)が福岡大大濠(福岡)を3―2で破り28年ぶり2度目の優勝を飾った。サッカー男子は8強が出そろった。

 バスケットボール女子は、24点差の圧勝で札幌山の手が初優勝を決めた。身長1メートル80の2年生エース長岡が前半に3本の3点シュートを沈めるなど35得点、12リバウンド、4アシストと大暴れし「北海道の女子で、どこもできなかった優勝ができてうれしい」と喜んだ。日本が5位と健闘した7月のU―17世界選手権で得点ランキング3位と活躍した。日本代表の中川監督が「代表の練習に呼んでみたい」と話すなど、今後が楽しみな逸材が北海道に初のタイトルをもたらした。

 <バスケットボール男子 八王子が初V>東京都予選を3位でぎりぎり通過した八王子が、初の頂点に立った。決勝では昨年の選抜覇者・明成に前半9点のリードを許しながら、残り約15秒でセネガル人留学生のサンブが勝ち越しのフリースローを決めて1点差で競り勝った。3点シュートを4本決めた平川は「初戦で負けると言われていたが、3回戦で(第1シードの)延岡学園を倒し、チームが一つになった」と自信に満ちた表情で振り返った。

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2010年8月4日のニュース