武蔵川理事長 10日頃に両国国技館で会見

[ 2010年8月4日 06:00 ]

武蔵川理事長の見舞いを終え部屋を後にする調査委員会の伊藤座長(左)と村山理事長代行

 高血圧などの体調不良で療養している武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)が、両国国技館で会見を行うことが分かった。部屋関係者が「10日頃に国技館で理事長が話をすることになる」と話した。

 武蔵川理事長は弟子の野球賭博関与で7月4日から謹慎。その後、体調を崩し都内の病院に入院し同29日に退院したが、いまだに職務に戻ることができていない。別の関係者によると、武蔵川理事長は職務復帰する意向を周囲に漏らしているという。理事長職への復帰は10日前後の見込みだが、監督官庁の文科省は改革が軌道に乗るまで村山弘義理事長代行の続投を要望しており、ガバナンス(統治)の整備に関する独立委員会の奥島座長も外部の人物が望ましいとしている。この日、村山代行と伊藤滋外部理事が静養中の武蔵川理事長を見舞い、約1時間話し合ったが、村山代行は「お見舞いに来ました」と話しただけだった。

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2010年8月4日のニュース