暴力団対策で協会独立委 8月12日に最終案まとめる

[ 2010年7月31日 13:46 ]

 日本相撲協会の全般的な改革を目的に設置された第三者機関「ガバナンス(統治)の整備に関する独立委員会」(座長=奥島孝康日本高野連会長)は31日、東京・両国国技館で第3回会議を開き、暴力団排除対策に対する罰則付きの禁止規定最終案を次回の8月12日の会議でまとめる方針を固めた。

 当初は31日にまとめる予定だったが「少し慎重にやる」(奥島座長)ことになったという。議決権のないオブザーバー、春日野親方(元関脇栃乃和歌)ら5人の親方からもさまざまな意見を聞いた。次回は現役力士も呼んで意見などを求める。
 暴力団関係者の観戦が問題となっている維持員席についても協議し、暴力団排除対策と併せ、独立委は9月の秋場所までに相撲協会へ提言する方針を固めている。

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2010年7月31日のニュース