しぶとい宮里藍「ピンチをピンチと感じなかった」

[ 2010年7月31日 08:11 ]

第2ラウンド、18番をバーディーで締め、ギャラリーの声援に応える宮里藍。通算2オーバーの31位で決勝ラウンド進出を決めた

 【全英リコー女子オープン】冷たい雨のラウンドで、宮里藍が持ち味を発揮した。1番で2メートル、ポットバンカーにつかまった3番では6メートルを沈めてパーセーブと、序盤から粘りがあった。後半に入っても、パー5の15番で第2打を茂みに打ち込んでアンプレアブルとしながら、しぶとくパーを拾ってみせた。

 前日の反省から「目標は気持ちをうまく切り替えることだった。すごくうまくできた。すごくいいプレーをしていたので、ピンチをピンチと感じなかった」と満足そうな表情の25歳。首位とは10打差に開いたが「やるべきことは目の前の一打に集中すること。それを繰り返すだけ」と大会前からの言葉を繰り返した。(共同)

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2010年7月31日のニュース