長野五輪アルペン2冠 マイヤーが現役引退を表明

[ 2009年10月13日 23:22 ]

 1998年長野冬季五輪でアルペンスキー男子スーパー大回転と大回転の2冠を達成したヘルマン・マイヤー(36)=オーストリア=が13日、記者会見し「とても悩んだが、いま辞めるのが一番ふさわしいと決意した」と現役引退を表明した。

 ワールドカップ(W杯)通算54勝は歴代2位。2001年にはオートバイ事故で右脚切断の一歩手前の大けがを負ったが、奇跡的に復帰。03~04年W杯で4度目の総合優勝を果たした。
 昨季終了後にひざの手術を受け、今月初めに練習を再開したばかりだった。会見で涙を浮かべ「いまは体調はいい。これこそがわたしが求めていた生き方だ」と話した。(共同)

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2009年10月13日のニュース