世界の遼VS米国のウッズが日本で見られる?!

[ 2009年10月9日 06:00 ]

 石川遼(18=パナソニック)とタイガー・ウッズ(33=米国)のドリームバトルが日本でも実現する!?米国選抜と世界選抜が対戦する団体対抗戦「プレジデンツ・カップ」(米サンフランシスコ、ハーディング・パークGC)は8日に開幕する。7日に行われたオープニングセレモニーに出席した日本ゴルフツアー機構の小泉直会長(70)は、2015年大会の日本招致に強い意欲を示した。

 盛大なオープニングセレモニーに出席した小泉会長は、プレジデンツ・カップの日本開催への思いをより一層強くしていた。「プレジデンツ・カップをぜひ日本で!とは頼んであります」。セレモニーの最中、自らトッププレーヤーが集う大会の日本招致への意気込みを語った。
 前夜の夕食会ではPGAツアーコミッショナーのティム・フィンチェム氏とも歓談し「2015年は東京が受け入れると言ったら喜んでましたよ。PGAの視線は今アジアのマーケットに向いてます」とすでに希望を伝えたという。
 隔年開催で8回目を迎えるプレジデンツ・カップは、現在は米国とその他の地域の持ち回りで行われている。再来年はオーストラリア・メルボルンでの開催が決まっており、その次は再び米国に戻る。日本で開催できるとすれば6年後の2015年になる。
 8月の全米プロでは韓国のY・E・ヤンがアジア勢初優勝を飾り、来月にはアジア初の世界ゴルフ選手権シリーズとなるHSBC選手権が中国・上海で開催される。そして、日本の石川がプレジデンツ・カップに大会最年少出場を果たした。小泉会長が言うように、世界の目は確実にアジアに向きつつある。
 これまでに米国以外で大会を開催してきたのは、オーストラリアや南アフリカといった世界選抜入りが確実な選手を擁する国ばかり。日本開催実現には世界的なトッププレーヤーを育てていく必要がある。2015年には24歳になっている石川が、もちろんその筆頭候補。今大会での活躍が、世界のゴルフファンへの大きなアピールにもなるはずだ。

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2009年10月9日のニュース