やっぱりスゴい…遼くん組、ウッズ組に完敗

[ 2009年10月9日 08:39 ]

第1日、米国選抜のタイガー・ウッズ(右端)、スティーブ・ストリッカー(左から2人目)組に敗れた石川遼(左端)

遼くん ウッズ組の強さに脱帽

 男子ゴルフの米国選抜と世界選抜(欧州を除く)の団体対抗戦、プレジデンツ・カップは8日、サンフランシスコのハーディングパークGC(パー71)で第1日のフォアサムを行い、ジェフ・オギルビー(オーストラリア)と組んだ石川遼は、大会3連覇を狙う米国選抜のエース、タイガー・ウッズとスティーブ・ストリッカーのペアに6アンド4で完敗した。
 この日は2人一組で一つのボールを交互に打つ競技形式で、世界選抜は2勝1分け3敗で2・5―3・5とポイントをリードされた。
 史上最年少の18歳で主将推薦出場した石川は、ウッズ組から1ホールも取れないまま14番までで勝負が決まった。
 第2日は2人一組でいい方のスコアを採用するフォアボールで実施され、石川は8月の全米プロ選手権を制し、男子アジア勢として初のメジャー覇者となったY・E・ヤン(韓国)と組み、ケニー・ペリー、ショーン・オヘアの組と対戦する。

 ▼石川遼の話 フォアサムはリズムを取るのがすごく難しかった。ショットを打つ数が少ないので、大事な場面でいいフィーリングが出てこない。ただ、僕もジェフ(オギルビー)も、6アンド4で負けるようなプレーはしていないのに、タイガー(ウッズ)とスティーブ(ストリッカー)が強かった。きょうは米国のリズムにのまれてしまったので、あしたは自分の世界でプレーしたい。

 ▼グレグ・ノーマン世界選抜主将の話 リョウ(石川)とジェフ(オギルビー)はよく戦ったと思う。しかし、相手が強すぎた。リョウは緊張していたようだが、一生懸命よくやった。最後にはとても落ち着いて、いいプレーができていたし、ジェフとのペアは成功だったと思う。

 ▼アーニー・エルス(南アフリカ)の話 主将推薦で出場した選手は、通常よりもプレッシャーがかかるもの。リョウ(石川)とオギルビーは、世界一、二の選手が絶好調なプレーをしている日に対戦し、よく頑張った。胸を張っていいプレーだ。(共同)

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2009年10月9日のニュース