遼くん ウッズ組の強さに脱帽

[ 2009年10月9日 11:33 ]

第1日、1番で打球の行方を見る世界選抜・石川遼。左は米国選抜のタイガー・ウッズ

やっぱりスゴい…遼くん組、ウッズ組に完敗

 【プレジデンツ・カップ】大会初日で大敗を喫した石川は「僕たちは決して悪いプレーはしていない。だが、相手のプレーがすばらしすぎた」。ウッズとストリッカーの強さに素直に脱帽した。
 ウッズとの対戦に、緊張した表情で放った1番(パー5)のティーショット。あこがれのスーパースターをわずかにオーバードライブし、フェアウエーをとらえた。ペアを組むオギルビーが2オンに成功し、世界選抜はバーディー発進。だが、米国選抜もストリッカーが3メートルのバーディーパットを沈め、このホールを引き分けた。
 続く2番(パー3)では、ウッズが5メートルを沈めて連続バーディーを奪い、米国の1アップ。これで勢いに乗った米国選抜は、前半で五つのバーディーを奪い、石川らを一気に突き放した。
 そして、米国のドーミーホールとなった14番(パー3)。いちるの望みを懸けてバーディーを狙った石川の12メートルのパットは、惜しくもカップにけられる。対してウッズは5メートルを沈めてバーディー。6アンド4の圧倒的スコアで勝負を決めた。
 米国選抜への大歓声が影響したのか、本領発揮とはならなかった18歳。「こんなにアウェーのゴルフは初めて。でも、まだ4ラウンド残されているので、あしたは何としてもポイントを取りたい」と第2日へ気持ちを切り替えていた。(共同)

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2009年10月9日のニュース