遼くん 今週も新兵器60度ウエッジ投入

[ 2009年9月3日 06:00 ]

 石川遼は将来を見据えた新セッティングで試合に臨む。先週の試合から使い始めたロフト角60度のウエッジ(タイトリスト・ボーケイTVD)を今週も投入する。「米国では60度を入れてる選手が多かった。メジャーにつながるセッティングを自分でもしていきたい」と言う石川。小4から58度を使っていたが、60度のものに替えた。

 米国のラフは粘りがありクラブの抜けが悪い。ロフト角が2度大きいとラフで抜けがよくなり、距離の短いアプローチもボールを上げて寄せやすくなる。日本では谷原や矢野、田中秀、丸山大らが60度を使用中。日本での戦いだけを考えれば必要ではなかったはずだが、米ツアーなどでは武器になる。全米プロであらためて必要性を感じて変更に踏み切った。「今週も下りの傾斜に対してのアプローチや距離の短いロブショットでは有効になるはず」と石川は新兵器に期待を寄せた。

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2009年9月3日のニュース