日本代表合宿「不安ほとんどない」と内村

　体操の世界選手権（１０月１３～１８日・ロンドン）男子代表の強化合宿が３日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで始まり、北京五輪個人総合銀メダリストの内村航平（日体大）は「不安はほとんどない」と自信を口にした。

　内村は８月下旬の全日本学生選手権で２年ぶりの優勝を果たした後、１週間ほど故郷の長崎県などで休養。この日は「２日くらいしか練習していないので、体の調子を戻している」と明るい表情を見せた。
　６日までの合宿で本番で使用するフランス製の器具の感触を確かめ、１０月１日に日本を出発。フランスで時差調整を行う。日本協会の立花泰則強化本部長は「日本の完成度の高さと安定性を世界選手権にぶつけたい」と意気込んだ。