ベンチ勢が奮闘!ナゲッツがタイに

[ 2009年5月27日 06:00 ]

 NBAのプレーオフ東地区決勝で、ナゲッツが地元デンバーでレイカーズを120―101で下して2勝2敗とした。カーメロ・アンソニー(24)がウイルス性胃炎と足首の捻挫で精彩を欠いたものの、J・R・スミス(23)が24得点を挙げ、“バードマン”の異名を持つクリス・アンダーセン(30)が14リバウンドをマークするなどベンチ勢が奮闘した。レ軍はコービー・ブライアント(30)が34得点を稼いだが、最後まで勝機を見いだせなかった。

 ナゲッツはアンソニーが試合前に便器の前で嘔吐(おうと)。何とか15得点はマークしたが、ハーフタイムには点滴を打つほど弱り切っていた。しかし、「1人が精彩を欠いても全員でカバーできる。そんな強い気持ちでプレーした」とスミスが要所で3点シュートを4本成功。7人が2ケタ得点、3人が2ケタリバウンドを記録するなど、チーム一丸となってアンソニーの穴を埋めた。悲願のファイナル初出場まであと2勝。27日にロサンゼルスで行われる第5戦が大きな意味を持ちそうだ。

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2009年5月27日のニュース