秋田にプロスポーツ誕生/bjリーグ

[ 2009年5月27日 13:44 ]

08年9月23日のbjリーグ新潟―仙台戦。秋田県立体育館には3335観衆が詰めかけた

 プロバスケットボールのbjリーグは27日、2010―11年シーズンのエクスパンション・チームに秋田を承認したと発表した。正式チーム名は今後決まる。

 同シーズンからの参入を打診したのは10件以上あり、秋田のほか神奈川、島根、宮崎など5件が正式に申し込んだ。リーグは地域密着度や年間2億5000万~3億円の収支に対応できる事業性などを審議し、まず秋田の新規参入を正式決定。他の4件についても審議を継続している。
 秋田は高校男子バスケットボール界の強豪・能代工が全国的に有名で、競技熱の高さで知られている。08年9月23日に秋田県立体育館で行われたbjリーグのプレシーズンゲーム新潟対仙台戦にはほぼ満員の3335人が集まった。
 正式加入の記者会見は6月1日、秋田市内で予定されている。
 bjリーグは今季12チームで運営され、来季は京都を加え、13チームで運営される方針。ただ経営難に陥っているチームもあるため、リーグは現在各チームの経営状況の審査を進めている。
 

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2009年5月27日のニュース