脱いでも凄かった！遼君ムキムキ上半身

遼くんは脱いでもカッコいいんです！アンダーシャツ姿でラウンドする石川遼

　遼君は脱いだら凄かった。石川遼（１７＝パナソニック）は２６日、２８日に開幕する男子ツアーの三菱ダイヤモンドカップ（茨城・大洗ＧＣ）に向け、練習ラウンドを行った。この日は広告撮影のためアンダーウエア姿も披露したが、上半身は筋肉ムキムキ。全米オープンの出場権は逃したものの、鍛え抜いた肉体を武器に４週間ぶりに再開する男子ツアーに挑む。

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　鍛え上げられた肉体がベールを脱いだ。インスタートの練習ラウンドで１１番から２ホール。石川は広告撮影のためにシャツを脱ぎ、アンダーウエア姿になったが、体に密着するインナーから浮かび上がる胸板は厚みを増し、背筋も盛り上がっていた。トーナメントのなかった３週間は精力的にトレーニング。育ち盛りの１７歳の肉体は、また一回り大きくなっていた。

　「オープンウイークは酸欠で動けなくなるくらいに追い込みました」。３０メートルダッシュ、スクワット、ジャンプ…。プロ１年目から継続して胸囲は５センチ伸びて９６センチとなり、首回りも２センチ、両太腿は４センチ太くなったという。「スイングをする時にトレーニングの成果を実感している」。２５日の全米オープン予選は１８位で出場権を得られなかったが、ツアー再開への準備に怠りはない。ミズノ・オープンまでの残り４試合の成績で決まる全英オープン出場に向け、戦える態勢は整えていた。

　ただし、練習ラウンドとはいえ、規程ではＴシャツに類似した服は不可。日本ゴルフツアー機構（ＪＧＴＯ）は撮影内容の詳細を伝えなかった広告代理店を厳重注意し、石川についても「本人は許可を得て問題ないと聞かされていたようですが、機会があれば口頭で注意しないといけない」（遠藤誠ツアーディレクター）と“教育的指導”の可能性を示唆した。良くも悪くも注目を集める石川は、今大会について「後がない気持ちで１ホール目からやっていく」と意気込みを口にした。