尾崎健 4連続バーディーで2位浮上

[ 2008年8月24日 06:00 ]

 男子ゴルフのシニアツアー、ファンケル・クラシック第2日は23日、静岡県裾野市の裾野カンツリー倶楽部(6851ヤード、パー72)で行われ、初日7位の尾崎健夫(54)が出入りの激しいゴルフながら8バーディー、3ボギーの67をマークし、通算8アンダーで2位につけた。初日首位の渡辺司(51)は68で回り、通算9アンダーでトップの座を守った。この大会2連覇中の室田淳(53)は、通算4アンダーで10位につけている。

 ジェット尾崎健が前半急上昇だ。1番をバーディーでスタートすると、4番からはショットも絶好調。すべて2メートル以内につけて4連続バーディーの荒稼ぎ。通算8アンダーとして一時は単独トップに立った。
 今季もレギュラーツアーとの“2足のワラジ”をはいてのプレー。すでにレギュラーツアーにも9試合出場。7月の長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップでは今季最高の14位に入っている。
 シニアの開幕戦、スターツシニアは7位。300ヤードドライブの飛ばし屋ぶりは健在だが、課題はパット。この日も後半、雨が降って重くなったグリーンに、レギュラーツアーでの速さとのギャップに悩まされた。それでもシニアツアー3勝目へ「ここまできたら、負けるわけにはいかない」と力強く言い切った。

 ≪渡辺首位キープ≫渡辺が後半の16、17番の連続バーディーで粘りを発揮し、首位をキープした。この日も9番で左上から15メートルのバーディーパットを沈めるなどパットが好調。「あしたは天気が悪そうだし、よりグリーン上のプレーが重要になる。ひたすらやるだけ」と、ツアー初Vを見据えていた。

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2008年8月24日のニュース