ワンジル優勝で「勇気くれた」と森下監督

[ 2008年8月24日 19:03 ]

 トヨタ自動車九州陸上競技部の森下広一監督は24日、北京五輪の男子マラソンで最近まで所属していたサムエル・ワンジル(ケニア)が優勝したことについて「おめでとう。陸上部のメンバーとともに、金メダルを取れると信じて応援していました。今後の力になる勇気を与えてくれたと、感謝しています」とコメントした。

 ワンジルは7月、東京都内の法律事務所を通じて、トヨタ自動車九州に「退職のご通知」との文書を送付。この日のレース後も「戻るつもりはない」と退社の意思を表明した。しかし、トヨタ自動車九州では文書にワンジル自身の署名がなく、本人と直接連絡も取れないため「事実関係を確認中」との立場を取っている。

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2008年8月24日のニュース