藍ちゃん パット苦しみ56位と出遅れ

[ 2008年8月24日 06:00 ]

1番でティーショットを放つ宮里藍

 USLPGAツアーのセーフウェークラシック第1日は22日、米オレゴン州ポートランドのコロンビアエッジウオーターCC(6397ヤード、パー72)で行われ、宮里藍(23=サントリー)は3バーディー、3ボギーの72で回り、イーブンパーの56位と出遅れた。ショットは好調でバーディーチャンスを多くつくったが、パッティングに苦しんでスコアを伸ばせなかった。6バーディー、ノーボギーの66をマークしたアンジェラ・パク(19=ブラジル)が首位に立った。

【GO!アスリート 宮里藍


 バーディーチャンスを次々に逃し、宮里は苦々しい表情だった。「バーディーを取った3ホール以外でも最低6回はチャンスがあった」と振り返ったように、グリーン上での苦戦が続いた。
 「グリーンに目に見えない傾斜があって、強めにまっすぐ打ったのに切れたりした」。ラインを読み切れずに7番では1メートル、9番では2メートル、10番は2・5メートルを外した。12番パー5では下りの4メートルを1・5メートルオーバーさせると、返しが入らずに3パットのボギーを叩いた。最終18番も3メートルのパーパットがカップにけられてスコアを落とし、結局パープレーで終えた。
 ただし、前週から引き続きショットは好調で、フェアウエーを外したのは1回だけ。パットの出来次第ではチャージも可能だけに「ショットがすごくいいので内容は悪くない。あしたが楽しみです。パットについては考えすぎないようにしたい」と前向きに話した。

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2008年8月24日のニュース