最終18番でバーディー 谷口拓4年ぶり優勝

[ 2008年8月3日 16:25 ]

通算4アンダーで4年ぶりの優勝を果たした谷口拓也

 サン・クロレラ・クラシック最終日は3日、北海道小樽CC(7535ヤード、パー72)で行われ、プロ7年目の谷口拓也が最終18番で劇的なバーディーを奪って通算4アンダー、284で今季初優勝、賞金3000万円を獲得した。2004年のアイフルカップ以来4年ぶりのツアー制覇で通算2勝目。

 1打差の2位は谷原秀人。さらに1打差の3位はドンファン(韓国)。上位3人が激しく競り合い、谷口が18番でこの日五つ目のバーディー(1ボギー)となる2メートルのパットを決めた。
 注目の石川遼はショットが好調で5バーディー、1ボギーの68で通算11オーバー、299の41位。片山晋呉は17位、尾崎将司は33位だった。

 ▼谷口拓也の話 最高にうれしいです。この難しい小樽のコースで4日間で4アンダー、1日1アンダーで回れたのは自信になります。来年はまた海外に挑戦したい。

 ≪良いところがでた≫石川が5バーディー、1ボギーの68。通算11オーバーの41位で大会を終えた。
 前日はプロ自己ワーストとなる10オーバーをたたいたが「良く眠れた。昨日は自分の悪いところが出て、きょうは良いところが出た。これが実力」と総括した。次戦は28日からのKBCオーガスタ。「アイアンの調子が良くなってきた。しっかり練習して臨みたい」と後半戦での巻き返しを期していた。

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2008年8月3日のニュース