「キャディーのおかげ」で不動が単独首位、宮里3位

[ 2008年8月3日 08:08 ]

第3ラウンド、7番でバーディーを奪い、ギャラリーの声援に応える不動裕理

 女子ゴルフの今季メジャー最終戦、全英女子オープン選手権は2日、英国南部のサニングデールGC(6408ヤード、パー72)で第3ラウンドを行い、不動裕理が通算13アンダーの203で単独首位に立った。前日6位の宮里藍も不動と2打差の3位に浮上した。不動と1打差の2位が申智愛(韓国)。

 3日に日本選手が優勝すれば、1977年に全米女子プロ選手権を制した樋口久子以来、31年ぶり2人目のメジャー制覇となる。
 不動は9番から3連続バーディーを奪うなど5バーディー、2ボギーの69をマークし、宮里も5バーディー、1ボギーで68の好スコアだった。
 上田桃子は3バーディー、1ボギーの70で回り、通算8アンダーで10位、横峯さくらも69とスコアを伸ばし、通算4アンダーで前日の46位から26位に順位を上げた。

 ▼不動裕理の話 プレッシャーなく回ることができた。半分以上は(キャディーの)ピーターさんのおかげ。こんなに上位にこれるなんて、思ってもいなかったけど、あした(最終日)も今までと同じようにやれると思う。

 ▼宮里藍の話 朝はすごく緊張感があったけれど、それがプラスになって、自分をよくコントロールできたと思う。いまはパットがすごくいいのでチャンスにつければ、入れる自信がある。今回は本当にチャンスが来ていると手応えを感じる。(共同)

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2008年8月3日のニュース